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【大切なもの】(混声三部合唱)

Takamasa

混声三部合唱【大切なもの】(2006年)

作詞・作曲の山崎朋子さんは、学校の先生をしていらっしゃったそうで、生徒さんに歌いやすい曲の作り方を、とても意識されているなあと感じる曲ですね。

この曲の特徴は、何といても美しい旋律と、そのメロディーに沿って奏でられる歌詞。
そして実は、ピアノの役割も大きな曲だと思います。

ポイントは「和音」

さて、しっかり歌えるようになってきたら、是非踏み込んでほしいポイントがあります。
それが、「和音」。つまり、「ハモり」です。

「そんな、合唱なんだからあたりまえ・・・」

とおっしゃらずに、聞いてください。

意識してほしいポイントは和音の構造についてです。ソプラノ、アルト、男声の担当している音は、どんな役割なんだろう?ということです。

たとえば「男声」。

低い音なので、いわゆるベース音というか、下を支えるような音を担当しているのかと思いきや、よくよく見てみると、「ソプラノ」と1オクターブで音が同じという場面が多々あります。

また、ソプラノ・アルト・男声で3和音を作る場面でも、実は和音のベースはアルトが担っている、という事が多々あります。(混声三部合唱ではよくあることではありますが。)

そんな中、男声が和音のベース(根音といいます)を担う箇所がいくつかあって、

「あれからいくつもの(きせつを)こえて ときをすごし」の、

最後の「し」

「たいせつなものに きづかないぼくがいた」の

「ものに」

この、2カ所です。短い場所ですが、ここはちょっと意識してオトコらしさで支えてあげましょう。

男声関連連で言えば、もう1ヵ所。

中間の「あれから いくつもの きせつをこえて」の

「あれから」
「いくつもの」

で男声が追いかける所。

「レ」「ド」「シ」

と音が下がってきますが、この中の「ド」の音は、ソプラノ、アルト、そしてピアノが作っている和音の中では「当たる」音。少し濁りを作っています。かつ、「あれから」の「れ」は、小節の中では3拍目の頭にあたり、少し強くなりがちです。

無造作に歌うと、ちょっとキツくなってしまうので要注意。
ソプラノ、アルトと分離されて、不安になるのはよくわかりますが、ここは、焦らずに優しく歌うとオシャレで◎だと思います。

さらに、この2小節で分離した後に「こえて」で合流する時に、きちんと女子たちと目と声を合わせて歌えると、すごく一体感が出て良いのではないかと思います。

合唱の大きなポイントのひとつで、旋律が「わかれるところ」と、「合わさるところ」を、ちゃんと意識的に歌うという事が大切です。偶然の一致、ではなく「合わせる」意識をもって歌う、ということですね。

合唱をする時に、ちょっとだけ、「和音」の役割分担を考えて歌えると、音楽的に整理できることがよくあります。ぜひ、ちぇっくしてみてくださいね🎶

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